体温には個人差がありますが、約38℃までの体温上昇は健康な幼児期では普通でもあるので、子供がぐったりしていたり苦しんでいる様子がない場合には、治療が必要とは言えないようです。幼稚園でもお弁当や給食を食べた後で37℃台になる子が多いのですが、平気でゲームや工作遊びなどに熱中していたりします。
ただし38℃以上の発熱は注意を払う必要があります。38.5℃くらいでも元気ならば特に冷やすこともなく、水分補給と極端な厚着を避けて休ませることが大切です。熱を下げるには幼児用の冷却シートなどが効果的ですが、食品を買った時によくついてくる保冷剤をガーゼ・ハンカチで包んだものを使うのもいいですよ。首筋、腋の下、腿の付け根などのリンパ節に沿って、また男の子であれば睾丸の後ろに当てると効果的です。解熱剤で幼児向けの座薬等は39℃以上になった時に使うほうがいいですね。
生後5ケ月〜1歳過ぎまでにかかることが多いのがこの「突発性発疹」です。38℃〜40℃の熱だけが2〜4日間続きます。咳も鼻水も出ず、下痢もありません。4日目で熱が下がった後に胸や背などに発疹が出てきて全身に広がりますが、発疹はかゆみもなく2日くらいで跡も残さず消えます。
また熱が下がる頃に合わせて下痢をする場合も。熱が高い時にひきつけを起こす場合もありますが、熱がある場合のひきつけは熱性痙攣なので心配は要りません。特に治療・対処方法はないので熱を下げるケアと水分補給を心がけましょう。ただし痙攣が10分以上続いたり、熱がない時の痙攣は医療機関に連絡するなりして指示を仰ぎましょう。
熱を出して下痢をした場合など、普通の食事のほうが回復が早いという意見もありますが、嘔吐していたり湿疹などアレルギーがある場合はやはり注意が必要です。乳児で母乳を飲んでいる場合は、授乳時間を短くしてその分何度も上げる回数を増やします。
ミルクの場合はフォローアップミルクは避けて。離乳食の時期の幼児には母乳やミルク、番茶や野菜スープや味噌汁の上澄み、りんごのすりおろし汁などを。少し下痢が治まって来たらおかゆやパンがゆ、べビー煎餅やかぼちゃの煮つぶしなどを様子を見ながら上げて下さい。幼児に避けたいものは牛乳、乳製品(但しヨーグルトはOK)柑橘系の果物やジュース、生もの、極端に冷たいものや脂っこいものですね。
それ以外でしたら本人が好きなもの、食べたがるものをあげて大丈夫です。また下痢の跡に反動で便秘になる場合も多いので、繊維質の多い野菜スープなどを与えて下さい。
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更新日は2008年11月30日です。